ドクターイエロー

東海道・山陽新幹線を走行するドクターイエロー。
1ヶ月に3回「のぞみダイヤ」、2ヶ月に1回「こだまダイヤ」で走行しています。線路状態は、床下にある様々なセンサーで感知しています。迅速な対応が必要な場合は、その場所を管轄する保線所などに必要な情報をリアルタイムに連絡しています。
また検測データは走行日の夕方に、保線所へ送信されるので、その日の夜から検測結果をもとに線形整正などの保線作業に用いられます。
車内には、床下にある様々なセンサーから感知された測定データより線路状態を調べるための軌道検測室が設けられています。
主に床下のセンサーで感知されたデータは、検測室内の処理装置によって瞬時に演算され、波形表示ディスプレイにリアルタイムで表示されます。
また検測室には多くのデータディスプレイが設置されていますが、人間工学に基づいて設計された配置になっており、検測員は定位置で全てのデータの確認が出来るようになっています。