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レール削正

日本の大動脈を陰ながら支える誇りと責任

オペレーター 松井 慶二

#レール削正#オペレーター

業務における「1mmのこだわり」

レールには、走行する新幹線の繰り返し荷重による傷の卵ができます。傷が進行すると表面傷(シェリング傷)となり、放置したままではレール破断という大きな障害を引き起こします。これを防ぐために、傷の卵である金属疲労した層(転動疲労層)の除去によるレールの延命、環境騒音の低減、乗り心地向上を図るため、波状摩耗削正車(スペノ)2編成によるレール削正を東京~新大阪間で行っています。

 

レールの転動疲労層の除去には、最低0.05mmの削正量が必要とされています。また列車乗り心地を考慮した形状の削正には、新しいレールの更換周期を考えると、年間で0.2mm程度までの削正量に抑えなければなりません。100分の1単位で最適なレール形状を作り上げるべく、同僚と日々研鑽を重ねています。

 

終電から始発までの限られた時間内での現場業務は、毎日が緊張の連続です。厳しい状況を乗り切るには、同僚との連帯感、組織力が不可欠です。また、その裏で作業計画を立てる・安全管理をする・機械修繕を行っている社員の支えがあり、1つの仕事が成り立っています。私は、個の知識・技術を磨き、個の力を組織の力として役立て、同僚の支えとなる事をやりがいに感じています。

先輩社員からのメッセージ

当職場の松井慶二君は、レール削正作業に従事していて新幹線線路の東京駅から新大阪駅間で活躍しています。性格はコツコツと真面目に取り組むタイプに見えるので、仕事を全面的に任せても安心な存在です。オフタイムで本人が言うような笑いが会社でも少し欲しいなと思ったりするけど・・・仕事にプライベートに頑張れ!

ある一日のスケジュール

日勤

9:00
前日から出張のため、ホテルから出勤(朝礼/点呼)
9:30
基地内で車両整備 不具合箇所がないか念入りに確認
12:00
休憩/昼食              
美味しいお店を探し同僚と訪問 時には大盛りを注文するときも    
喜びの時間を仲間と共有。ついつい話が盛り上がる
13:00
車両整備
16:45
日勤終了
仮眠

夜勤

21:00
出張先の事業所にて夜勤準備 
同期社員と談話 他職場の同期と定期的に会えるのは出張が多い私が所属している事業所の特権
22:00
JR東海の施設にて点呼
22:30
出張先の事業所内での点呼
作業を共にする仲間と作業箇所の注意点などを共有
22:45
夜間/車両点検整備/実作業
本日の作業も無事終わり、仲間と基地に戻ってこれたことに喜びを感じる。
6:15
終業

私のオフタイム

隙あらば笑いを求める明るい家族に感謝

オフタイムは、妻と過ごしています。

せっかちな私と、のんびり屋の妻ですが、基本は同じ血液型で友達の感覚のまま。料理を一緒にしたり散歩したり、毎日楽しく過ごしています。

共通の趣味でもある音楽のLIVEやイベントを観にいく事も多いです。また、学生の間、ずっと野球をやっていた事もあり、運動が好きで、数年前にはホノルルマラソンに参加し完走しました。今度は運動嫌いな妻を連れて行きたいです。

就職活動に取り組んでいる後輩の皆さんへ

「我が社の財産は人です」と社長は常々仰っています。その「人」には、社員と「家族」も含まれていると私は実感しています。そんな会社で働いてみませんか。

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