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全長230mのレール輸送専用車両

全長230mのレール輸送専用車両

新幹線のレールは、一定期間で交換が行われます。この交換されるレールを浜松にあるレールセンターから東海道新幹線全線(東京~新大阪間)に亘って運ぶ車両が、ロングレール輸送車です。

ロングレール輸送車は、150mレールを最大32本積むことができ、全線に亘って交換用の新レールの運搬・古レールの回収に使用されています。編成長は230mあり、輸送車の前端・後端どちらからでも新レールの取り卸し、古レールの積み込みができるのが特徴となっています。

最大積載時には288トン

150mレールを中間台車に上段・下段で16本ずつ積載。最大積載時(32本)には、288トンにもなります。

制御室

レール巻き取り装置を操作する制御室。毎分50mでレールを巻き取ることができます。

どちらからでも積み込みができる

輸送車の前端・後端のどちらからでも新レールの取り卸し、古レールの積み込みができる構造になっています。

働くひと

新幹線の東京~新大阪間のロングレールを運搬しているのは「ロングレール輸送車(LRA)」だけ

オペレーター 橋本 宗幸

最高速度70km/hで走行するので地上の作業員の待避には細心の注意を図って運転しています。そのため早く通過したり早く発車することが無いように運転時刻には秒単位の管理で定刻で運転するこだわりを持っています。

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