軌道工事
在来線の理想の線路をつくる
オペレーター 沖 貴大

軌道工事
オペレーター 沖 貴大
在来線では線路が悪くなってしまう要因が多岐にわたります。現場によって異なる線路状況を把握し、いかに良い線路に近づけることができるかが肝となってきます。
そのためには、事前の準備をする際に、最大限線路状態が良くなるように綿密に施工計画を立て、さらに施工時に実際の線路状態を診ながら、現地で調整を行います。たった数mmの線路の歪みによって鉄道を利用するお客様にとって不快な揺れを発生させる原因となってしまうことがあります。そのため1mmでも理想の線路に近づくようにと心がけています。
まだまだ学ぶべきことが多々あり、研鑽の日々です。
ドクター東海が走行することにより施工前後の線路状態の比較をすることができます。施工した箇所が施工前よりも良い線路になっているとやはり嬉しいですし、その時に工夫したことや気づいたことを次の施工に必ず活かそうとしています。
普段何気なく使っている鉄道には様々な業種の人間が支えあって成り立っています。その中の一つとしてマルタイによる線路保守があり、日々の生活の足である社会基盤維持への貢献に繋がっていると自負しています。
上司、先輩に自らアドバイスを貰い、限られた時間の中でも仕事をキッチリこなす後輩です。
この先、責任者を目指し、一つひとつ確実な作業を心掛け、職場の核となり活躍することを願っています。
今のご時世では中々難しいですが、昔から音楽が好きで学生の頃に楽器をやっていたこともあり、フェスに行ってリフレッシュしています。また、そのついでに観光地や知らない土地に足を伸ばしたりとしています。最近は日帰りで行ける範囲でドライブをしています。
学生時代に経験した学業や遊び全てがどこかでしごとに活きてくると思います。就職活動もそれ以外も全力で取組んでいくことが大事だと思います。