DNA
「人の命」を預かる
ディー・エヌ・エー
小さなミスも人の命に関わることだから…。1,000名を超える歴代のオペレーターたちは、それぞれにその時代の最新鋭のマルタイを熟知し、使いこなしてきました。
1967年、保線作業を開始した頃のマルタイは、測量を自分たちで行う必要があり、そのデータを入力して作業していました。それから50年を経た現在では、ドクターイエローで検測したデータを基に緻密な調整をして作業を行っています。


1967年使用 BN-60型 初の保線作業に使用

2016年使用 09/2X/SH
社員全員が「プロ」であるために。当社では専門教育機関「技術学園」を設置し、新入社員研修やさまざまな教育を通じて「支えるチカラ」を育んでいます。
当社では、技術教育を実施する研修機関「技術学園」 を設置し、新入社員には社会人としての教育及び、保線の基礎教育を行っています。また、「プロ」の技術者を育て上げるために、一人ひとりに7年間延べ200時間を超える専門技術の教育を実施。こうした一連の教育を通じて、お客様の安全を守る技術者としての心構えである「支えるチカラ」も育んでいます。

「わずか1ミリが、揺れを防ぎ、快適さをつくる」。すべてお客様につながることだから、一人ひとりがとことんこだわり続けています。
どんなに技術が進化しても、それを駆使する人が適切な判断を下せなければ「最善」をつくり出すことはできません。だからこそ、社員一人ひとりは自分の仕事に誇りと責任をもって取り組んでいます。

レールのゆがみを機械で測定した後に目視でもチェック

チームを組んで行う保線作業には、強い責任感とお互いへの信頼は欠かせない

1つの検測データをあらゆる角度から分析
50年の歳月をかけて、ひたすらめざし続けてきたのは、「揺れない新幹線」。窓際に立てたペンが倒れないほど、なめらかな線路状態を実現しました。
技術は進化して、より精度の高い保線を行えるようになりました。揺れの少ない線路を創り上げ、維持できるようになり、新幹線の乗り心地は格段に向上しました。過去にはコーヒーがこぼれるほどでしたが、今では窓際に立てたペンが倒れないほど静かに走行できるようになったのです。
