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CHALLENGE

最善を超えていく

チャレンジ

会社設立当時、日本にわずか数台しかない「大型保線機械」の操作を覚えるために、技術者たちはドイツ語の辞書を片手に猛勉強しました。

マルタイは線路の上を移動しながら、ミリ単位の高精度で効率的に修繕を行います。当時、そのような機械は外国製しかなく、また、操作も決して簡単なものではありませんでした。マニュアルもドイツ語だったため、技術者たちは辞書を片手に一生懸命、マルタイを動かす勉強を重ねました。

技術者たちのチャレンジ

かつての東海道新幹線は揺れがひどく、テーブルの上のコーヒーがこぼれることも。「保線で、車両の揺れを軽減できないか」、それが私たちの課題でした。

開業以来、東海道新幹線は揺れやすく、振動でテーブルに置いたお客様のコーヒーがこぼれてしまい、お叱りを受けるようなこともありました。まだまだ乗り心地を改善する余地はあり、快適性の向上は大きな課題でした。

東海道新幹線開業当時

今、最高時速285kmで、1日約360本が走る東海道新幹線。
どんなに高速になって、ダイヤが過密になろうと、
私たちは毎晩、毎晩、8時間かけて入念に線路を整備し続けています。

線路の整備

1964年の開業当時、最高時速は210km、1日の運行本数は60本だった東海道新幹線は飛躍的に進歩しました。当社設立時、マルタイの操作を行うオペレーターはわずか8名でしたが、今では約350名にもなりました。設立から半世紀の時が流れ、保線の技術も新幹線と同様に進歩してきましたが、お客様の安全と快適さを守り続けるために私たちはこれからも様々なことにチャレンジを続けていきます。